仲間りょう×小山ゆうじろう同い年対談

5.描かない時のふたり

小山
漫画って普段読みます?
仲間
漫画はそんなに読まないかな。読み出せちゃえばおもしろいんだけど読み出せない。代わりに音楽はけっこう聞きます。一番聞くのは大瀧詠一さんですけど、基本的に浅く広くですね。
小山
なるほど。僕はスチャダラパー、くるり、ZAZEN BOYS…木村カエラは顔が好きです(笑)あとチャットモンチーも好き。曲も好きだったし、表現したい感じが自分のやりたい感じと似てた。生活感のある表現がしたくて。音楽も好きなんですけど、基本的にはテレビっ子なんですよね。
仲間
ああ、テレビは僕もです。昔、深夜番組がおもしろくて、「ブラックワイドショー・第三惑星放送協會」とかをよく見てた。北朝鮮の律動体操とかを紹介したり変な気持ち悪い歌を流したり。同時期に「トリビアの泉」が深夜番組で始まるんですが、まだまだ深夜帯のときは下ネタ全開で。そういうところからテレビは好きになった。今はお笑いもよく見てます。
小山
ダウンタウン・とんねるず・ウッチャンナンチャンだったらどのコンビが一番好きです?
仲間
あー、単体で言えばウッチャンが一番好き。2人合わせるとダウンタウンですかね。
小山
僕はとんねるずですね。ダウンタウンもイイんですが、好きになったのは最近なんですよ。「水曜日のダウンタウン」でイジられる感じが心地よくなってきて。「ガキ使」とかはずっと見てましたけど。
仲間
沖縄って日テレがないから、「ガキ使」とかはものすごい深夜にやってたりするんです。あんまり見れなかったですね。
小山
僕は東京出身なんでtvkが見れまして、木村カエラがとにかく好きなんで「saku saku」に出てたのを見てたり、夕方やってた「シンプソンズ」にはまって影響を受けていました。今もいつ見ても笑えますね。
仲間
「シンプソンズ」ですか。「モンティ・パイソン」とかもそうですが、むこうの笑いって倫理観が違うから、日本でそのままやってもウケないんだけど、コアにものすごいファンがいるって感じですよね。日本にもドツボの人が時々いる。
小山
全く笑えない回もありますけどね。
仲間
けど、小山先生もいろいろ見る派なんですね。
小山
ひとつのものをディープに見るってわけじゃないんですよね。マニアになりきれないというか。
仲間
一話見れば「ああ、こういうのか」ってわかりますからね。
小山
本当にそうで、宮藤官九郎さんの『タイガー&ドラゴン』とかも結果全部見はしたんですけど、中学生の頃初めて見たときは、一話見て「きっと完璧に面白いだろう」と思っちゃって以降見なかったんですよ。最近も、一話であまりに完璧だと絶対に面白いから見る必要ないって思っちゃう。『あまちゃん』も同様だったんですけど、見たくなる力が上回って全部見ちゃいました(笑)漫画も同じで、僕は、第一巻だけはたくさんもっているんですよ。『北斗の拳』の一巻だけの隣に『テルマエロマエ』の一巻だけ、みたいな。
仲間
じゃあ最初が好きってことは、連載始めるのはすごく上手そうですね。
小山
そう、僕は一話目得意なんですよ。ぶん投げて終わるみたいな。『アゲ太郎』の初回配信は2話に分かれてるんですけど、あれのプロットは本当に1時間くらいでバーっとできちゃったんですよね。とにかくぶん投げ・丸投げが得意なんです。「これが後の○○である」みたいなヒキとか大好きが大好きです。
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