このコーナーではジャンプの新たなる可能性を探ります! 第2回目の今回はジャンプで寒い冬を乗り越えることができるのか調べます!
ジャンプと言えばやはり熱い内容だ。熱いバトルに、熱い友情、読んでいるコチラまで熱くなってしまう。ワンピースやナルト、トリコにブリーチなどとにかく熱い内容に毎週目が離せない。
ということで、もれなく寒い冬の毎日をこのジャンプで熱く過ごすことはできないだろうか。寒いと思ったらジャンプを読んで暖まるのだ。だってジャンプは熱いのだ。きっと暖まるはずだ。
北海道では連日氷点下を記録し、関東でも気温は一桁。雪が降るかもと毎日のように天気予報で伝えられている。季節は冬なのだ。寒いのだ。その一方で、ジャンプでは熱い内容が毎週展開されている。
寒さに勝つために我々は暖房をつけ、厚着をする。そして熱くなるのだ。しかし暖まる方法はそれだけなのだろうか。ジャンプを読めば分かる。熱いのだ。それを読んでいるとコチラまで熱くなる。だったらジャンプを読めば我々は暖まるのではないだろうか。
写真を見れば日が当たっていて冬の海とは言え暖かそうに見える。しかし温度計を見れば見事に一桁。7℃を示している。どのくらい寒いかと言えば震えるほど寒い。もう一刻も早くお家に帰りたい温度、それが7℃である。
今回はただ冬の海でジャンプを読むだけではない。海に入るのだ。完全に体が冷えた状態でジャンプを読み暖まるかを確かめる。だってジャンプは熱いのだ。
薄着になった。寒い。ジャンプを読んでみる。そして、薄々感じていたことが早くも確信に変わる。ジャンプは心を熱くするが、物理的には熱くならないと。だって寒いのだ。もはや海に入る必要は無い気がするが、海に入れば違うかもしれない。あきらめたらそこで試合終了なのだ。
冬の海は寒いを越えて痛かった。噛まれている感じだ。冬の海を舐めていた。海賊王を目指すルフィだってこの冷たい海には入りたがらないと思う。だって寒いのだ。痛いのだ。震えるのだ。
体温がどんどん奪われる。寒さで焦点が定まらない状態で頑張ってジャンプを読む。ジャンプは熱かった。熱い内容だった。しかし私は寒かった。驚くほど寒かった。ジャンプの熱さは体を熱くすることはないらしい。
念のためもう一度海に入りジャンプを読んでみる。あんなに熱い内容なのだ。もしかしたら、もしかしたら体も熱くなるかもしれない。さっきは最初に開いたページが「磯部磯兵衛物語」だったから熱くなかったのかしれない。今回はもっと熱いページを読むのだ。
結論を書くと「ジャンプは熱いが体は熱くならない」である。完全なる勘違いだった。いくら熱い内容でも冬の海では無力だ。マンガとしては最高に熱いが、それで体が熱くなるかといえばそんなことは無い。今回のことで分かったのは「冬の海は冷たいを通り越して痛い」ということ。冬の海はぜひ避けた方がいい。ジャンプどころではない。暖かい部屋で読むジャンプの方が100倍面白い!