黒崎一護15歳。霊が見える超A級スペックの高校生。だが、自らを“死神”と名乗る朽木ルキアと出会い、一護の体に死神としての力が宿ることとなった。

 ルキアが尸魂界と呼ばれる世界から現世に来たのは、虚と呼ばれる悪霊を魂葬する任務のため。自分の死神の力を一護に譲渡してしまったルキアは、一護に死神としての仕事を“代行”してもらうこととなった。

 一護のクラスメートである井上織姫、茶渡泰虎らを襲った虚退治などをこなすうち、死神としての任務をこなせるようになってきた一護。一方で、ルキアは死神としての力の回復を待つため、現世に留まり、一護と同じ空座第一高校に生徒として通う。

 そんな折、自らを滅却師(クインシー)と名乗り、一護と同じく虚を倒す力を持つクラスメート、石田雨竜との争いや、亡き母の仇であるグランドフィッシャーとの戦いを経て、物語は新たな事態に襲われる―――

【死神】虚と呼ばれる魂魄を葬ることを任務とする者。死覇装という黒い服をまとっている。
【虚】生者、死者の区別なく襲い、魂を喰らう者。所謂悪霊と似ている。
【斬魄刀】死神が所持する、魂魄を斬る為の刀。個々の霊力に応じて刀の形状が変わる。