月島のアジトに乗り込み、拳を握る一護。そこへ現れたのは茶渡と織姫。しかし彼らもまた、月島に斬られた後だった。混乱と絶望に塗れた一護はひたすらに攻撃をしかける。だが、そこで“唯一の味方”だった銀城が月島の刃の犠牲になる。そして眼前に現れた石田。沢山の仲間が月島の手に落ちたことが脳裏をよぎり、疑心暗鬼になる一護。石田の告げた言葉を遮るかのように、一筋の刃が一護の体を貫いた。それは銀城の刀であった。全ては銀城と月島の策略であり、銀城の本当の目的とは、一護の完現術を奪うことであった…。そして、追い討ちをかけるように、もう一振りの刃が一護に突き刺さった。